ビーズ織りの歴史は古代エジプト文明にまで遡ることができ、古くは富と権力を証明する贅沢品の一つとされていました。ビーズと言う言葉はアングロサクソン語の「biddan(祈る)」「bede(祈る人)」が語源とされ、実際にビーズは宗教的儀式に使われたそうです。
現代のビーズ織りの歴史は、16世紀ごろに北米のインディアンとの交易によりビーズ織りの技術と図案がヨーロッパに伝来したことがはじまりとされています。インディアンたちは貝殻などでビーズを作り、富の象徴としてビーズ織りを作っていたそうです。現在流通しているビーズ織りのほとんどが、こうした歴史を持っていることになります。
昔は贅沢品だったビーズ織りも、現代は素人でも簡単にできるようになりました。主婦でも簡単にできる手芸として定着したのみならず、最近でパソコンで凝りに凝った図案も作ることができるようになりました。
こうしたビーズ織りの芸術は、骨董品的価値のある伝統工芸品から安価な日用品に至るまで、私たちの生活に彩りを与えてくれます。